クーブイリチー
お正月やお祝いの席に欠かせない
沖縄の郷土料理
クーブイリチー
沖縄では「クーブ」は昆布、「イリチー」は炒め煮の意味。豚肉と昆布の旨味が溶け合った縁起のよい家庭料理で、人が集まるお正月の食卓にぴったりです。
- ビタミンB群が豊富な豚肉には、身体の乾燥を予防する働きがあります。また昆布に含まれる食物繊維のフコイダンや人参のβカロテンも保湿力が高く、乾燥した肌の内側からうるおいをサポートしてくれます。これらを組み合わせた乾燥ケアにおすすめのレシピです。
材料〈4人分〉
豚バラブロック肉(1cm幅の短冊切りにする)
350g人参(5mm幅の短冊切りにする)
50g切り昆布
15g胡麻油
小さじ2- [合わせ調味料]
切り昆布の戻し汁
100mL酒
大さじ3醤油
大さじ1/2みりん
大さじ3顆粒和風だしの素
小さじ2砂糖
小さじ1青ねぎ(小口切りにする)
適量炒り胡麻
適量
作り方
- 切り昆布はさっと洗い、水(200mL)に約15分つけて戻し(A)、ざるにあげる。
- フライパンに胡麻油を引いて(B)中火にかけ、豚肉・人参・切り昆布を入れて炒め、次に合わせ調味料を加えて強火にする。ひと煮立ちしたら中火で約10分、水分が飛ぶまで含め煮する。
- 器に盛り付け、青ねぎをのせて炒り胡麻をふる。
(A)切り昆布の戻し汁を合わせ調味料に活用することで旨味がふくらむ。
(B)具材を胡麻油で炒めると、香ばしさとコクがUPする。