印象を変える、カラーマジック(2015.2.20up)

印象を変える、カラーマジック

やさしいピンク、元気なイエロー、さわやかなグリーン…。春の陽気を感じると、明るい色の服や小物を身につけたくなるもの。では、どうやって色を選んでいますか?本当に似合う色、そして色が与える印象を知れば、あなたの魅力がもっと輝くはず!

好きな色は似合う色?

好きな色というのは、洋服や小物を選ぶとき、無意識に手にとっている色。気づけば身のまわりにたくさんある色で、いつの間にかあなたの雰囲気を作り上げています。言い換えれば、好きな色は自分の定番カラーなので、似合わないわけではない、ということ。
では、好きな色が一番似合う色かといえば、そうとは限りません。なぜなら、似合う色の基準は、顔立ちや肌の色が美しく見えるかどうかだから。もしかしたら、今まで見向きもしなかった色が、一番似合う色だったということもあるかもしれません。

似合う色の見つけ方

似合う色を見つけるために、まずは、好き嫌いに関わらず単色の布をたくさん集めましょう。単色のTシャツがあればベター。布を首もとにかける、もしくはTシャツを着て、鏡の前に立ち、「肌色をキレイに見せてくれる色、目もとが明るく見える色」を見つけたら、それがあなたの似合う色です。
また、髪、肌、目、印象から、似合う色の傾向を4タイプに分けることができます。

「髪はやわらかくて、明るい色。肌は透明感のある桃色で、目の色は明るい茶色。顔の輪かくは丸型か卵型で、ほがらかなかわいらしい雰囲気」の人は、明るく澄んだ色が似合います。

「髪はハリがあって濃い茶色。肌色はオークル系で、目の色も濃い茶色。顔の輪かくは四角形型や丸型。活動的でエネルギッシュな雰囲気」の人には、深みのあるアースカラーが似合います。

「髪はやわらかくて、濃い茶色。肌は皮ふが薄く、ほおの赤みが強い。目の色はこげ茶かグレーがかった茶色。顔の輪かくは面長型か卵型で、物静かで大人っぽい雰囲気」の人は、グレイッシュな色が似合います。

「髪は豊かな黒髪。肌はキメが細かく、色白または色黒。目の色も黒く、輪かくはベース型か三角形型。個性的で自由奔放な雰囲気」の人には、原色や白、黒など、シャープな色が似合います。

色のイメージを味方につける

次に、色のイメージを知っておきましょう。赤色は情熱的、水色はクールで清楚、といったすぐに思い浮かぶイメージもありますが、さらに知っておきたいのが、トーンと組み合わせによるイメージの違い。同じ赤色でも、真っ赤は力強さを、紅色は妖艶さや愛情の深さを、桜色なら優しさや繊細さを印象づけます。また、単色のグレーは不安や曖昧さを感じさせますが、赤と組み合わせると、上品で優しい印象に。また、グレーとブルー系を組み合わせると、優れた判断力や知性を感じさせます。
これこそがカラーマジック。色が与える印象をうまく活かして、なりたい自分を叶えましょう。