かけがえのない人たちと、季節の移ろいを楽しんでいたい。

私とコスメの物語 vol. 12

カーテンを開けると、外は今年初めての雪化粧。
はしゃぐ子どもたちに朝ごはんを食べさせたら、
急いで片付けてハンドクリームを手になじませる。
しっとりうるおった手で触れると、決まってにっこり笑ってくれる子どもたち。
着替えさせたとたん、元気に庭へと飛び出す姿も愛おしい。
手もとから広がるやさしい香りが、さらに幸せな気分を高めてくれるみたい。
こうして、季節の移ろいにワクワクしながら暮らしていきたい。
今日という日が、家族みんなにとって
楽しい冬の思い出のワンシーンになればいいな。
そう願いながら、私を呼ぶ愛おしい声のもとへと駆け出す。