気づかいを伝えるスマートなお呼ばれマナー

キレイのたしなみ 気づかいを伝えるスマートなお呼ばれマナー

気づかいを伝える
スマートなお呼ばれマナー

気づかいを伝えるスマートなお呼ばれマナー

 暖かい家で過ごす機会が多い季節。ホームパーティなどのお呼ばれで目上の人の家を訪問するときは、ていねいな人柄が伝わる所作をさりげなく披露しましょう。
 ファッションやメークは、主催者への敬意を表すものなのでTPOに合わせてセレクト。お茶やランチならシンプルで清潔感のあるものを、ディナーならちょっとエレガントな装いが理想です。必ず持参したい手土産は2千~3千円程度のお菓子などが無難です。
 いよいよ当日!玄関前でコートを脱いでからチャイムを鳴らすのが正統なマナーですが、友人宅などフランクな関係では玄関でコートを脱いでも失礼ではないので場に合わせて。部屋に入ったらバッグを床に置き、その上にコートをたたんでのせます。イスなど相手宅の家具の上に私物を置くのはタブー。そのあとに手土産を手提げ袋から出して両手で渡します。「評判のお菓子なんです」など中身の説明もお忘れなく。空になった手提げ袋はお渡しせずに持ち帰るのがていねいな印象です。
 あとは主催者のペースに合わせて、楽しくおしゃべりを。お手伝いの申し出は、タイミングを見て他の招待客と相談してから。たとえ会話が弾んでも帰る時間はきっちり守って。お開きになったら、相手宅には片付けなどが待っています。話し足りないぐらいで帰るのも、気づかいを伝える大切なマナーです。

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