姿勢を変える、気持ちが変わる

こころと身体の相関関係 姿勢を変える、気持ちが変わる

こころと身体の相関関係姿勢を変える、気持ちが変わる

背筋をスッとのばし、堂々と振る舞う女性は、とてもかっこよくて美しいもの。彼女はきっと、希望や自信を持って充実した毎日を楽しんでいるのでしょう。反対に、視線を落としがちなときや、首をすくめて歩いているときには、楽しい気分や前向きな気持ちにはなりにくいものです。姿勢が表すこころの状態と、姿勢がもたらすこころの変化――。つまり、こころが姿勢を決めることもあれば、姿勢がこころをコントロールしてしまうこともある、ということ。寒さが厳しい日は、ついつい肩に力が入って、猫背になりがちです。気がつけば下を向いてばかりいませんか?
大切なのは、背筋をのばして、目線を上げること。そして落ち込んだときこそ、こころを換気するイメージで、大きく深呼吸してみてください。歩くときは、視線を地面と水平に向け、10メートルほど先を見ながら大きく腕を振るように。座っているときも、背筋をのばし、視線を上げて胸を張りましょう。たったそれだけのことですが、こころが晴れてきて、表情にも明るさが戻ってくるはず。いきいきと輝く表情は、キレイの基本。それは、スッとのびた美しい姿勢からはじまります。