たるまない、上向き顔のつくり方(2015.11.24up)

たるまない、上向き顔のつくり方
たるまない、上向き顔のつくり方

あなたのまわりにいる同世代の友達の顔を思い浮かべてみてください。同じ年齢なのに、顔のたるみが気になる人と、キュッと引き締まっている人がいませんか? そのフェイスラインの違い、原因は一体何なのでしょう?今回は顔がたるむ原因と対策をご紹介します。

ライン

正しい姿勢と笑顔で顔が上向きに?!

年齢を重ねると顔がたるむのは仕方のないこと?いいえ、実は加齢だけでなくさまざまな原因があります。
第一に考えられるのは姿勢の悪さ。猫背になり頭が前にいくと、顔全体の皮ふが下に引っ張られて、フェイスラインが緩む、ほうれい線が深くなるといった下垂スパイラルにはまりかねません。
【正しい姿勢】

正しい姿勢
頭のてっぺんから糸でつられているイメージで、身体をまっすぐに。
[1]耳の穴→[2]肩の中央→[3]くるぶしを結んだラインが一直線になるのが理想的。
また、寝ている間の姿勢も大切です。朝までずっと横を向き背中を丸めたまま眠ったりしていると、血液やリンパの流れが悪くなって、顔がむくんだり、骨格がゆがむ原因に。
寝入る時は上を向いてリラックスし、自由に寝返りを打ちながら眠るのが理想的。軽い掛け布団を選ぶと睡眠中の動きが妨げられません。
第二の原因は顔の表情。いつもしかめっ面で不機嫌そうだったり、無表情でいるのはNG!顔の骨と筋肉をつなぐ表情筋は、たるみと深く関わる大事な筋肉です。表情に乏しく表情筋を使わないでいると、徐々にしぼんで皮下脂肪がつきやすくなり、たるみを加速させることに。また、口をへの字に曲げていると、口もとのシワの原因にもなります。
逆にいつもニコニコと笑顔でいるように心がけると、顔全体が若わかしく引き締まっていきます。笑顔は一番大きな顔の運動。口まわりの筋肉をフルに使うことで、ほおをリフトアップするトレーニングになると言います。明るい笑顔で表情筋全体を鍛えると、自然に口角が上がってたるみやシワを防げるようになり、心だけでなく顔も上向きになるというわけです。

気になる部分のたるみは、原因を知ってすぐに予防!

あごや目もとなど、部分的なたるみには、それぞれに原因が潜んでいます。
あごの下のたるみが気になる人は、歯ぎしりやくいしばりのクセのせいかも。歯ぎしりは奥歯を消耗させ、少しずつ歯の噛み合わせをずらしていきます。その結果あごまわりの骨がゆがんで筋肉がたるむことに。また、歯をくいしばっていると、ほおの筋肉が硬くなりほうれい線が深くなる原因にも。思い当たる人は歯科医に相談してみましょう。
目もとのたるみは、頭のコリからくるそう。頭と顔は一枚の皮ふでつながっているので、前頭部が硬くなると、額と一緒にまぶたまで下がってしまいます。コリがたまらないよう、シャンプーのときなどに髪の生え際を軽くほぐす習慣を。
スキンケアでは、洗顔後にタオルでゴシゴシと肌を摩擦するのは厳禁。マッサージクリームを使って、顔の筋肉を毎日しっかりほぐすのも、たるみを防ぐのにおすすめの習慣です。
上向き顔の基本は正しい姿勢と明るい笑顔、そしてやさしいスキンケア。日々の習慣にして、たるまない人になりましょう!