変わる美しさ。変わらない美しさ。

「変わる美しさ。変わらない美しさ。」

まもなくバブル最盛期を迎える、1980年代初頭の日本。インターネット、ディズニーランド、マハラジャ…西洋の影響から、多様なカルチャーが花咲く時代でした。そんな中、センセーショナルに登場した初代「妙」。『露草をよぎる霧のかなたより、流れゆく妙なる笛の調べ―』そんな幻想的な万葉の世界を模した清楚で奥ゆかしい「妙」のデザインは、錯綜する時代に日本美を知らしめる、まさに逆説の美学。その後二度のリニューアルを重ねつつもその意匠を変えないのは、薬用 妙の豊かな使用感をこれほどまでに体現するものがなく、かつ、中身の進化が確かに感じられるものだから。

薬用 妙の進化、それはめまぐるしく変わり続ける女性の欲求の軌跡でもあります。かつて、美しさの宿敵、年齢のサインとして真っ先に挙げられたのは“小ジワ”。目尻や口もとのたったひとつの小ジワが、ぐっと年齢を感じさせる。初代「妙」は、その原因である乾燥に対抗するブランドとして誕生。その後台頭したのは、ひとつのシワの存在よりも、顔全体の“タルミ”こそが問題だという考え。そしてそのタルミも、もとをたどれば、やはり乾燥が元凶だったのです。そこで、より深い保湿力でふっくらとハリを取り戻す薬用「妙」へとリニューアル。多くの愛用者が、永遠の若さの予感に胸躍らせました。

そして近年。私たちが憧れるのは、ひと目に美しさを感じられる、全体的な“印象美”。それは、細かな年齢サインなど気にならないほど、むしろそれすらも魅力に変えるほどのエネルギーに満ちた、強い土台をもつ肌。そのエネルギーは、肌自体が生まれながらにもっているはずのものなのです。そこで、肌の土台を育むスキンケアを目指し、誕生したのが、現在の薬用 妙。上質のうるおいで“肌力”を高める最新鋭ブランド。まさに、肌の宿命に肌自らが立ち向かうスキンケアへと進化をとげたのです。

部分から全体へ。表層から核心へ。より本質へと迫り続ける、女性の美意識。今までも、これからも、薬用 妙はそんな美意識に支えられ、愛され続けるロングセラーブランドです。